Shutdown Expressは、Windowsのシャットダウン、再起動、スリープなどの電源操作に関する機能を提供します。

各機能は、タスクバーアイコンから素早く実行することができ、シャットダウンなどに対しては、高速起動(Fast Startup)の準備やアプリケーションの状態を復元するオプションを指定することができます。

主な機能・特徴

  • 機能
    • シャットダウン
    • 再起動
    • 休止
    • システムスリープ
    • ログアウト
    • モニタースリープ
    • 画面ロック
  • 特徴
    • タスクバーのアイコンメニューから簡単に実行
    • メニューコマンドの構成を自由にカスタマイズ可能

動作環境

  • Windows 10 x64/x86
  • .NET Framework 4.6 (Windows 10に標準でインストール済み)

インストール

以前のバージョンのShutdown Expressがインストールされている場合は、アンインストールしてから以下を実行してください。

ダウンロードしたzip圧縮ファイルを解凍し、セットアッププログラム mukuness.setup.ShutdownExpress-2.x.x.exe を実行します。
セットアップ画面の手順に従ってインストールしてください。

※本ソフトウェアの動作には.NET Framework 4.6が必要ですが、Windows 10にはあらかじめインストールされています。

アンインストール

コントロールパネルの「プログラムと機能」を起動します。
(起動方法は こちらの手順② を参考にしてください)

リストから「Mukuness Shutdown Express」を選択し、「アンインストール」をクリックすると、アンインストールが開始されます。

操作方法

スタートメニューから「Mukuness Utility Bits」→「Shutdown Express」を実行します。
タスクバーにアイコンが表示され、アイコンをマウスでクリックするとメニューが表示されます。

“右クリック”メニュー

タスクバーアイコンの右クリックで表示されるメニューでは、以下のコマンドを実行できます。

設定

ユーザー設定画面を表示します。この画面でアプリケーションのユーザー環境を設定します。

終了

アプリケーションを終了します。

“左クリック”メニュー

タスクバーアイコンをクリック(左クリック)することで、画像のようなメニューが表示されます。

初期状態では、モニタースリープ、サインアウト、シャットダウン、再起動のコマンドが表示されます。ユーザー設定により以下のコマンドを実行できます。

サインアウト

現在のユーザーをサインアウトします。

スリープ

システムをスリープ状態にします。

休止

システムを休止状態にします。

シャットダウン

システムをシャットダウンします。以下のオプションを指定できます。

  • 高速起動の準備
  • アプリケーションの復元

再起動

システムを再起動します。以下のオプションを指定できます。

  • アプリケーションの復元

ロック

画面をロックします。

モニタースリープ

モニターをスタンバイ状態にします。

設定画面

設定画面では、メニューに表示するコマンドの選択、アプリケーションの動作などを設定します。

“コマンド”ページ

“コマンド”ページでは、タスクバーアイコンのクリック(“左クリック”メニュー)で表示されるコマンドを自由に構成するこができます。

図中の右側領域のコマンドリストは、メニューに表示されるコマンドの構成を表しています。

左側の領域には、右側のリストに追加するコマンドを選択するためのドロップダウンリストがあり、ドロップダウンリストからコマンドを選択し、「右矢印」ボタンで右側のリストにコマンドを追加します。

右側のリストのコマンドの順序は、リスト上部の「▲上」「▼下」ボタンで入れ替えることができます。「×」ボタンで、リストからコマンドを削除します。

“シャットダウン”コマンド

シャットダウンを選択すると、以下のオプションを指定できます。(表示文字列については後述)

  • アプリケーションの復元

次のサインインのときに、前回起動していたアプリケーションを復元します。

  • 高速起動

次回のシステム起動時の高速起動を設定します。

“再起動”コマンド

再起動を選択すると、以下のオプションを指定できます。(表示文字列については後述)

  • アプリケーションの復元

シャットダウンのオプションと同様に、次のサインインのときに、前回起動していたアプリケーションを復元します。

表示文字列

セパレーター以外のすべてのコマンドに対して、表示用の文字列を設定できます。表示文字列は、標準のコマンド名に代わって、ユーザーが任意に文字列を指定できます。

例えば、高速起動用のシャットダウンに対して、表示文字列を「シャットダウン(高速起動)」と指定し表示を変えることで、通常のシャットダウンと区別することができます。

表示文字列を指定した例(設定画面)
表示文字列を指定した例(メニュー)

セパレーター

コマンドとコマンドの間に区切り線を挿入します。

“その他”ページ

“その他”ページでは、アプリケーションの全体的な振る舞いを設定します。

コマンド実行前に確認する

シャットダウン、再起動、サインアウト、これら3つのコマンドに対して、コマンドの実行前に、下の画像のように確認メッセージを表示します。
誤ってコマンドを実行した場合など、処理をキャンセルすることができます。

ログインと同時に起動

ユーザーのサインインと同時に、アプリケーションを自動で起動します。

システムアイコン画像

タスクトレイに表示するアイコンを選択できます。

表示言語

メニューや画面に表示される文字列の言語を選択できます。日本語と英語から選択できます。

英語表示

規約

頒布

Shutdown Express(以下、本ソフトウェア)の頒布あるいは導入は、以下を遵守することを条件に自由に行うことができます。

  • オリジナルのアーカイブファイル(zip圧縮ファイル)のまま頒布すること。アーカイブファイルおよびアーカイブファイルに含まれたファイルの内容および構成を変更しないこと。
  • 本ソフトウェアの頒布および導入等に対する対価を求めないこと。ただし、頒布の際に発生したメディア代金やファイル転送等の通信費等の実費は除く。
  • 商用目的で頒布あるいは導入を行う場合は、本ソフトウェアの著作者の許可が必要となる。
  • 雑誌、書籍等への添付、インターネット媒体等で公開する際は、事前に著作者に連絡し、許可を得ること。

著作権

本ソフトウェア(アーカイブファイルおよびそれに含まれる全てのデータ)に関する著作権、知的財産権その他一切の権利は本ソフトウェアの制作者が所有しています。

免責

本ソフトウェアの使用あるいは使用が不可能であることによって生じた、使用者への如何なる問題や損害、不利益に対して、著作者は一切の責任を負いません。
本ソフトウェアの仕様、規約内容等は予告なしに変更されることがあります。

商用利用

本ソフトウェアの頒布や導入等に関して対価の発生を禁止しますが、業務での利用に関しては、個人で利用する場合と同様の条件において利用することが可能です。